看護師国家試験は、模試と本番で難易度は異なりますか?

公開日:2026年10月16日

Q

ご相談

次の国家試験を受ける看護学生です。学校でいくつかの模試を受けています。この前の模試で、その前に受けた別の模試より点数が下がってしまいました。

先輩から「模試は本番より難しい」と聞いたこともあります。

出た点数を、そのまま本番の目安にしていいのか分かりません。

模試と本番で、難しさは違うのでしょうか。点数をどう見ればいいのかも教えてください。

A

看護学ゼミナールの講師からの回答

講師の紹介

arrow_forward

同じとは限りません。模試の難易度は、種類や回によって異なります。

先輩の言うように本番より難しい模試もありますが、どの模試もそうだというわけではありません。同じ種類の模試でも、回によって難易度は変わります。

そのため、出た点数をそのまま本番の目安にしないでおきましょう。別の模試より点数が下がったのも、この前の模試の方が難易度が高かったからかもしれません。

一般問題と状況設定問題の点数は、その模試の平均点と比べてみましょう。平均点より何点上か下かを見れば、受けた人の中で今どのあたりにいるかがわかります。

成績表の偏差値を見ても、同じことが分かります。偏差値は50が平均です。本番でも、実は他の受験者と比べてどうかが重要です。一般問題と状況設定問題の合格基準は、その回の受験者の得点をもとに決まるためです。

合格基準は回ごとに変わります。厚生労働省の発表では第111回が250点中167点以上、第114回が250点中148点以上でした。

必修問題だけは、見方が違います。本番の必修問題の合格基準は、ほかの受験者の得点によって変わりません。第111回も第114回も、50点中40点以上でした。

ほかの人より点数が高くても、40点に届かなければ合格できません。模試でも、40点に届いているかどうかを見ておきましょう。

本番で何点くらい取れそうか確かめるなら、まだ解いていない回の過去問を本番と同じ時間で解いてみるといいですよ。過去問は実際の国家試験の問題なので、取れた点数をその回の合格基準とそのまま比べられます。

1回ごとの模試の点数に振り回されずに、本番まで勉強を続けていってくださいね。